本日からNativeも含めたPre-Term開始。Pte-Termは自主参加とはいえ、ほぼ全ての生徒が参加している。まさに本格的なMBAの始まりだ。まず歓迎の挨拶があった。「Welcome to the Sloan School!」この第一声、心から嬉しかった。自分は受験時の苦労、MIT合格の喜び、会社休職、(妻を日本に残しての)渡米、様々な苦労・喜びを経てここまで来た。ようやくこの日が来た、とこの第一声を聞いて感極まった。MIT同期も様々な困難を乗り越えてここまで来ている。GMATや出願時の苦労のみならず、恋人と別れたり、借金を抱えて一家で来た人もいる。それぞれが様々なドラマを持ちながら今日という日を迎えた。みんな2年間がんばろう!
大講堂に300人以上が集まり(MIT・Sloan Schoolは一学年350人程度なのです)、挨拶を受けた後、早速Pre-Term授業が始まった。このPre-Termはこれから始まるMBA授業にとって必要な基礎知識を学ぶというもの。Math(calculus, probability), Accounting, Economics(Micro)を朝から昼の14:30まで今週1週間教わる。本日は初日ということもあり、全科目とも比較的簡単であったが、これからどうなることやら。
MITは本番のMBA授業が始まる9月までに様々な準備イベントを設けてくれている(先週のC&CW、今週のPre-Term、来週のオリエンテーション等)。すばらしい。特にアメリカの大学が初めての自分にとっては非常に助かる。
本日、来週のスケジュールについて説明があった。その中で、何とCitibank元会長のJohn Reedが歓迎スピーチをしてくれるらしい!!! 彼は傾いたCitibankを立て直し、今のリテール中心のCitibankを作り上げた偉人でMIT・Sloan卒業生。大学ゼミ時代、彼の活躍についての本をいくつか読んだことがあるので、そんな人物に会えるなんて感動。彼のオーラに触れてこようと思う。他には来週前半に某TOPコンサルティングファームが新人歓迎のためにレセプションを開いてくれるらしい。中々こんな機会は無い。ネットワーキングに励もうと思う(MITがTech系のみならず、General Managementにも強い証拠かも?)。
夕方、ラテン人主催のサッカーに参加し、2時間ほど汗をかく。ラテン人はさすがにサッカーが上手い。体当たりした時など自分はすぐ転んでいたが、彼らは絶対転ばないし、体もぶれずそのままドリブルをしている。小さい時からサッカーになじんできた彼らとの差なのだろう。いつかゴールを決めてやるー!